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雑記ブログ。

楽に稼げるバイト?!治験のリアルと稼げる金額を教えます(事前検診を終えるまで)

事前検診のため入院予定の病院へ

事前検診&入院の病院は福井県の福井総合病院です。この写真の右奥に治験専用の治験病棟なるものがあります。 僕が到着したころにはすでに大勢の参加者が集まっていました。ざーっと見た感じ、参加者は大学生や30代前半のフリーターといった感じ。

まずは今回使用される新薬や入院中のスケジュールなどの説明を受けました。気になるその新薬とは

「水なしで飲める抗めまい薬のジェネリック医薬品」でした。

ジェネリック医薬品っていうのは、簡単にいうと著作権の切れた良薬のコピー薬ってところですね。薬局なんかで薬を処方してもらうときに、ジェネリック医薬品でもいいですか?って聞かれたことが一度はあるのではないでしょうか。治験ってもっと危ない薬の実験だと勝手に想像していたので、たった1粒のめまい薬を飲むだけだと聞いて、なんだか正直拍子抜けでした。

副作用というリスク

しかしもちろん、薬を飲む以上は、好ましくない反応(副作用)が現れる場合もあります。治験に興味があるけど、なかなか参加できないのはこの副作用が怖いからなんですよね。

失神(転倒やけが、痙攣を伴う)、重度のアレルギー反応、リンパ腺膨張(首、腋窩、鼠蹊部)、ギランバレー症候群、自己免疫性溶血性貧血、特発性血小板減少性紫班病、急性播種性脳脊髄、自己免疫性疾患、過敏症反応、高血圧を伴う重度の頭痛(それぞれ接種日から1日および5日間持続)、大腸の炎症性の疾患(潰瘍性大腸炎)(3回目の接種から389日後に発現)、・・・。

一般人にはほとんど耳にしないような難しい用語がつらつらと資料に書かれています。しかもその確率というのも、まだ新薬で治験回数が少ないため、はっきりと分かりません。

でも、安心してください。

万が一健康被害が発生したとしても、その治療費は全額払ってもらえますし、障害が残ることになれば何千万という多額の障害補償金がもらえます。 死亡した場合には遺族にこれまた多額の遺族補償金がおりますし、葬祭料まできちんと出ます。やったね!

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ちょっと怖いことを書きましたが、しかしまあジェネリック医薬品です。成分はもとのオリジナルとほとんど同じなので、よっぽどこのような事故が起きるとは考えられません。

それに万が一大きな事故となればその製薬会社自体が大きく傾くことになります「○○○社の新薬を使った治験でAさんが死亡しました」なんてニュースが流れれば、どの病院でもその会社の薬は使われなくなるでしょう。だから製薬会社としても、なるべく事故を起こさないようにしているはずなんです。

僕はなんにもためらうことなく同意書にサインしました。他の参加者たちもみんなサインしていて、このタイミングで離席する人は一人もいませんでした。

事前検診

治験に関する説明が終わったら、次は事前検診です。いくら治験に参加する気満々でも、ここをパスしないことには本試験に参加できません。事前検診では身体測定のほか、血液検査や心電図測定、血圧測定などを行います。

ここで僕は衝撃の光景を目の当たりにしました。

僕のすぐ左に、メガネをしてひょろひょろな25歳くらいの男の人が座っていました(以下ガリ先輩)事前検診は列の前の人から順番に案内されていたのですが、あと10人くらいで呼ばれるかなーと思っていたその時、ガリ先輩が黒色のエナメルバッグから2リットルの水が入ったペットボトルを取り出した。

そしてそのまま口をつけて、勢いよく飲み始めました。最初はただ、のどを潤しているだけかと思ったのですが、一気に半分以上飲んだのを見てやっと理解しました。

こいつは一時的に体重を増やしていると。

彼はほんとにガリガリだったので、おそらくBMIはこの水があってギリギリセーフのラインだったと思います。恐るべしガリ先輩。しかもガリ先輩は採血しながら看護師さんと久しぶりですねとか意味不明な話までしている。一体何者なんだこいつは。

これからこの記事を読んで、初めて治験に参加しようと思っている人がいるかもしれない。そんな君に僕は伝えたい。

治験ガチ勢は存在する。

彼らは僕らよりもずっと経験があり、治験に参加するためのコツを心得ている。過去に治験に参加して、製薬会社に優良なデータを収めたという実績もある。治験が初めてという人よりも、ずっと利用しやすい存在だということです。

事前検診の結果発表

そもそも事前検診には50人ほど呼ばれていましたが、健康状態に問題があったのか何なのか、10数名ほど先に帰らされていました。紹介した会社もより健康な人を採用するために、多めに事前検診へ参加させていたのでしょうね。

僕も事前検診をパスできるかどうか不安でしたが、なんとか本試験に参加できることになりました。日を改めて入院ということになるので、この日は事前検診協力費だけ貰って帰りました。

この事前検診協力費の金額というのは、その人がどの都道府県からきたのかによって変動します。僕は大阪からの参加でしたが、往復の電車代をカバー出来る程度しかもらえませんでした。資料が残ってなくて申し訳ないのですが、確か12,000円ほどいただきました。

次回は本試験、入院です。

治験は想像していたよりも楽なものではありませんでした…。